鳳仙寺の建物
宮城県と福島県の県境、「東北の湘南」とも呼ばれる穏やかな気候と豊かな自然に囲まれた亘理郡山元町に鳳仙寺はあります。平成に入り当山十五世大栄文則大和尚の代には、境内のほぼすべての伽藍を建て直すという一大プロジェクトがスタート。平成元年に「庫裡」、平成6年には本堂前の「山門」、さらに翌年の平成7年には浜通りまでその音が響くようにとの願いが込められた「大梵鐘」が建立されました。平成13年には念願の「新本堂」が落慶を迎え、檀信徒の皆様の先祖への報恩の気持ちと子々孫々への思いが形となり、無事円成いたしました。
平成25年からは現在の太史住職のもと、より「開かれたお寺」をモットーに、駐車場や参道等の整備をすすめ、訪れた人々が日常の喧騒から離れ、心安らかに過ごせる境内を目指し日々精進しております。
鳳仙寺の本堂
鳳仙寺の歴史について
鳳仙寺の年表
1556年(弘治2年) |
小平家初代宗隆死去 二代重隆により竜頭山鳳仙寺建立 |
1587年(天正15年) | 二代小平重隆死去 |
1598年(慶長3年) | 豊臣秀吉死去により伊達政宗帰仙 小平家仙台へ |
1624年(寛永元年) | 三代元成により亘理大雄寺六世繍国逸憧和尚に計らい鳳仙寺再興。 |
1633年(寛永10年) | 当寺開山繍国逸憧大和尚遷化(11/23) |
1636年(寛永13年) | 伊達政宗70才で死去 |
1671年(寛文11年) | 三世古岸宗言首座入寂(9/10) |
1679年(延宝7年) | 二世大圭文泰首座入寂(6/9) |
1684年(貞享元年) | 四世梅門紅春首座入寂(9/12) |
1712年(正徳2年) | 五世雪岩祖来上座入寂(12/3) |
1713年(正徳3年) | 六世徹眼自照上座入寂(10/9) |
1820年(文政3年) | 七世悟宗大轉和尚遷化(10/7) |
1847年(弘化4年) | 八世得法嶺文和尚遷化(2/10) |
1856年(安政3年) | 九世大暁勇禅首座入寂(11/18) |
1868年(明治元年) | 戊辰戦争 |
1872年(明治5年) | 十一世泰嶽芳運大和尚遷化(2/18) |
1874年(明治7年) | 十世佛山篤法和尚遷化(2/18) |
1877年(明治10年) | 西南戦争 |
1892年(明治25年) | 十二世泰庵覚道大和尚遷化(11/4) |
1894年(明治27年) | 日清戦争 |
1898年(明治31年) | 常磐線全線開通 |
1904年(明治37年) | 日露戦争 |
1907年(明治40年) | 十三世雲山超龍大和尚遷化(10/28) |
1912年(明治45年) | 十四世閑嶽英雄大和尚住職拝命(5/25) |
1914年(大正3年) | 第一次世界大戦 |
1923年(大正12年) | 関東大震災 |
1931年(昭和6年) | 満州事変 |
1937年(昭和12年) | 支那事変 |
1977年(昭和52年) | 十五世大栄文則大和尚住職拝命(11/5) |
1978年(昭和53年) |
十四世閑嶽英雄大和尚遷化(8/7) |
1989年(平成元年) | 「庫裡」建立 |
1993年(平成5年) | 仙台北山霊園より小平家四世以下十四世までの墓を鳳仙寺へ移葬 |
1994年(平成6年) | 「山門」建立 |
1995年(平成7年) | 「鐘楼堂」建立 |
2001年(平成13年) | 「本堂」建立 |
2012年(平成24年) | 十六世梅山太史和尚住職拝命(12/1 |
2013年(平成25年) | 「参道」完成 |
2015年(平成27年) | 「永代供養塔」建立予定 |